ラトル&ベルリンフィルの人気の凄まじさ・・・。私はもう若くないのかもしれない。

昨晩は、ツイートし過ぎで、無関係のフォロワーのお客様方へは、ご迷惑をおかけしました。

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現地時間、8時過ぎに始まった、ベルリンフィルの一般発売日。。

なんと、昨日は、サイモン・ラトルがベルリンフィルの芸術監督、首席指揮者を卒業する、最後の定期公演となる、6/19, 20を含む、人気必至の超絶な争奪戦でした・・・。

ラトルが最後に選んだ曲は、マーラー6番。。

皆さん、よく覚えておいてほしいのですが、

ベルリンフィルのマーラーは、恐ろしく、取るのが難しい!!!!

これまでの入手困難な手配を思い起こせば、2012-2013シーズンまでの、アバドの毎年恒例、5月の客演公演は、マーラーじゃなかったが、超絶難しかった・・・。

アバドが逝ってしまって、次に印象深い、難易度が高かった手配は、

ラトルがやった、2014-2015シーズンのベートーヴェン・チクルス、ブラームス・チクルス。。

これも人気殺到で、フィルハーモニーだけでなく、楽友協会なども含めて、チクルス全公演を揃えるのに、かなり苦慮をしたが、私は、コンプリート手配をした。。

でも、やっぱりラトルが最後に選んだのは、マーラー・・・。

私は、マーラーは、ちょっと大曲過ぎて苦手なんだけれど、この世界には、マラ狂(=こんな言葉あるのか知らないが)信者が、凄く多いのだろう。。

最終定期公演は、同じプログラムで、2日あるのだが、初日の19日は、20席足らずで、一瞬で、座席は消えたし、20日は、そもそもオンラインの販売がなく、ちょっと、呆気に取られつつ、6/19は、2枚だけ取って、終わった・・・。

今回は、実は、最終定期だけじゃなく、その前の前のプログラムの、
5/26ブルックナー9番と、5/27のブラームス1番も、かなりやばかった。。

この4日程は、あっという間に売り切れてしまい、成す術がなく・・・。

それから、電話をかけ続けて、すべての手配が終わったのが、夜中の24時前。。

今回は、ジルヴェスターより、遥かにきつかった。。


だって、ジルヴェスターは、ほぼ、事前予約で、先行手配してるから、発売初日は、そんなに大量のオーダーは来ない。。

今回、この4日程については、本当にすべて、処理しきれるのか?っていうぐらい、オーダーが殺到してしまった・・・。(特に、発売開始後に!!)

なかでも、両日希望と言う方も多くて、手配する量は、必然的に倍になる。。

常連のお客様のご依頼も多く、いつものお座席の好みは、よーくよーくわかっているのですよ。。
だから、この席を取るべきか、もっとマシな席を取るべきじゃないのか??と、悩みながら、かき集めていったのが、今回ご用意したお座席です。

<手配実績(2018/3/13現在)>
5/26・・・手配枚数:8枚(3)、現在のウェイティング数:0枚
5/27・・・手配枚数:12枚(9)、現在のウェイティング数:0枚
6/19・・・手配枚数:13枚(5)、現在のウェイティング数:0枚
6/20・・・手配枚数:12枚(8)、現在のウェイティング数:0枚


※舞台裏のブロックなんて、希望者以外は、皆無ですよ。。

ベルリンフィルの電話口の担当者に、何度心変わりをするのかと、若干、キレられ、そりゃあ、向こうだって、何百本の電話を受けて、同じように疲れている訳だから、キレたくなる気持ちもわかるけどね。。

でも、こっちだって、妥協する訳にはいかないのよ!!!

そしたら、2回目に繋がったとき、仲良しの担当者が出てきてくれて、「私の声わかる~?」って言ってくれて、お座席を沢山、融通してくれた。。ここで、大半取れたので、私は、ほっと一安心しました~~。。

結局、電話は4回ぐらい繋がったのかな??
そのために、何百回、コールしたことか・・・。

とにかく、2018年3月4日は、本当に、長い一日だった・・・。

でも、発売前に、ご予約頂いていた、常連のお客様については、お座席のご希望まで、揃えていますよ。。

私なりに、音響か、眺望が、連席か、それぞれの方のこだわりに添う、申し分ないお座席で・・・。


発売開始後に、ウェイティング開始された方の分は、6/20に、2枚を残して、5/26, 27, 6/19、ともに、コンプリートしました・・・。

やはり、超絶難しい公演は、セルフ手配を見切って、早めにご依頼いただく勇気も必要かと思われます。。

そうじゃないと、発売開始後に、ガンガンと完売公演のオーダーが届いて、次第に、その手配すべき枚数に、私の気持ちは、どんんどん萎えてしまうし、その間に、残席はどんどん減っていく訳ですし。。


ただ、一つ言えることは、私は、もう、若くないということ。。

何回もリダイヤルして、通話中が延々と続き・・・。
やっと、通話音が鳴って、つながっても、ほぼ時間切れで、保留音が終わって、「残念でしたが、またかけ直してね~」ってな感じのドイツ語を言われて、プチって電話が切れて、絶望するのも束の間、また、リダイヤルし続ける。。

あれは、本当に、相当の執念がないと、できない技だと思う訳ですよ・・・。
途中で、何度、リタイアしようかと思ったことか・・・。


今回は、これまでの手配経験で身につけたスキルを、総決算するという、意地と執念で、私は、今回も、老体に鞭打って、手配に挑んでみました。。

このビジネスは、決して、容易い道ではないです。


でも、お客様の熱~~い想いが、ただ、私を駆り立てるのです。。

正直、手配手数料は、値上げして正解だったと、今回、痛感しました。
手配手数料が安いままでは、今より倍近く、オーダーが来ていたかもしれない。。

そうすると、私の精根は更に尽き果て、命の危険を感じてしまう。。と、強く感じました。

正直、特別手配手数料:6000~9000円は、私も高いと思うし、気が引ける面もない訳じゃないんですよ~~。

でも、私の心身の消耗度を考えると、「そんな高い手数料でも、どうしても、チケットが欲しい!!」っていう人の分しか、もう手配できないんですよ。。

私の体力・気力・精神力は、もはや限界に差し掛かっているのです。。

でも、お客様に、ご希望のお座席を割り当てたときの、皆様のときめき、感激、至福の悦び が、伝わってくると、「あぁ~、無理して手配して、良かったなぁ~~。また、頑張ろう・・・。」って思えるから不思議です。

その感動の繰り返しで、ここまで来たようなものです。


ちなみに、私は、取ってしまったチケットのことは、すっかり忘れます。

私の中では、そこで、ミッション・コンプリートなので、皆様がそれからどのように幸せな時間を過ごしたのか、案外、期待に沿わず、がっかりしてしまったのかは、お客様からのご報告がなければ、まったく、存じ上げないのです。

興味がないというより、私のチケット手配のミッションは、次々やってきて、多分、この世に音楽があり、私がこのビジネスを続けられる限り、永遠に続いていくんですよ。

今日は、グラインドボーン音楽祭とウィーンフィルの発売日だし、今週は他にも、ミラノ・スカラ座のアイーダが、ものすごい量のオーダーが来ているし・・・、

来週は、バイロイト音楽祭と、ゼンパーオーパーと、月末には、バイエルン国立歌劇場のミュンヘン・オペラ・フェスティバルに・・・。

とりあえず、休む間はないのです。

このブログから、私のグチというか、苦労というか、私のチケット手配に関する執念とやりがいが、少しでも伝われば・・・と思います。

なので、手配前の自己都合キャンセルなんて、私にしたら、「せっかく、こっちは取る準備をして、計画立てているのに!!!」ということなんです。

普通、チケット購入手配前ならば、サービス前なんだから、キャンセル料は不要だろうと思われるかもしれません。。。

でも、私が、なぜ、そこにこだわるか、わかったんです。。

要は、私の中で、「皆様に、ご希望のチケットを手配して、喜ばせてあげたい!」と思う、「ときめき♡」 のサービス提供は、オーダーを請け負ってから、既に、始まっているんですよ。。

キャンセル料は、「ときめき♡」の仕入れ準備に関わる、取消料だと思ってください。。

「ときめき♡」は、無形で、無償で、何の金銭的、物質的な価値もないですが、私は、そこに、大きな使命感、達成感を感じているのです。


どうでもいい席しか欲しくない人は、キャンセル料なんて、不要です。
その代わり、ノークレーム・ノーリターンで、変な席もお買取りですよ・・・。

私の知らぬ間に、勝手に、他で手配したからなんて、もっての外です!!
そんなの、もう、私の中では、出入り禁止レベルです。


ご理解いただきたいのは、すべての手配を、皆様のご意向に沿うよう、独りで取り揃えるというのは、並大抵の苦労じゃあないってことです。

ご自身で手配されたことがある方なら、1件のチケットを手配することが、どれくらい緊張し、神経使うのか、心臓に悪いのか、ミスなく手配することが、大変なのか、よくわかると思います。

人気公演ならば、私をそれを、1日に、数十枚やってのけているのです。。
その強い信念と使命感、何より、折れない情熱と粘り強さに、多少なりとも、敬意を払っていただけると、私も報われます。


とにかく、私も基礎体力をつけなければならないと、痛感した1日でした。。

チケットを喜んでいただけたお客様は、ありがとうございました。
皆様のまたのご利用をお待ちしております。


ムジーク・ライゼン


この記事へのコメント

  • わたなべさちえ

    2月パリオペガルニエ宮と3月ロイヤルオペラハウスのチケットを手配して頂きました。
    何度もメールしていただいたり、発売日にはお電話までして頂き有り難く存じます。私も日本での人気公演はチケット確保がどれほどたいへんか身に染みてわかっております。
    ロンドンは大雪の日でしたが、無事たどり着けました。ガルニエ宮ともに前の方のお席でたいへん満喫することができました。ありがとうございました。心から感謝申し上げます。
    初めての一人旅長旅で、疲れがでてお礼が遅くなってしまいました。
    ガルニエ宮はまた是非とも行きたいです!
    2018年04月09日 00:06

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